地方公共団体へのサービスの提供
地域科学研究所は、地方公共団体向けにさまざまなサービスを提供している企業です。もとは、不動産の鑑定を業務としていたのですが、地方公共団体と仕事を通じてかかわるうちに、さまざまな問題や課題の解決を手伝い、いつしかそれが本業となっていったようです。
地理情報システムや施設管理システム、また、地方公会計に対応した会計システムなど、さまざまなシステムを開発して導入するだけでなく、地域に対して地域科学の実践と称してさまざまな取り組みを行っています。
サテライトオフィスもその一例です。廃校となった中学校の校長室をオフィスとして利用したり、その学校のコンピューター室を利用して研修を行っていたりします。一般の教室においては、その地域に伝統や文化を紹介する目的で、昔の暮らしで使用されていた道具や、工芸品が展示されています。歴史資料館といった文化の発信にも活用しているのです。
環境に対する取り組み
地域科学研究所では、環境に対する取り組みも行っています。まず、道守活動ですが、これは、他にも多くの企業が行っているのではないでしょうか。月に一度ですが、始業前の30分程度、会社の敷地の周辺の歩道を中心に清掃活動を行っています。ごみの散乱している場所にはごみは捨てやすいですが、きれいに清掃された場所にごみは捨てにくいものです。ちょっとしたことなのですが、地域に対する気持ちの表れということが言えそうです。
また、歩道ですし朝の時間帯ですから、そこには歩道を通る通学中の学生や通勤途中の会社員たちもいます。そういった人たちとのコミュニケーションも大切に考えています。地域科学研究所は地方公共団体向けのサービスを提供する企業ですから、地域を知ることも大切な仕事のひとつですし、そこに住む人たちとのふれあいも大切であると考えているようです。
低炭素社会への取組み
地域科学研究所は、低酸素社会への取り組みも行っています。近年はZEHなど、住宅でもこうした取り組みが行われています。二酸化炭素の排出を低減させる目的でいろいろなことを行っているようです。
手軽なところでは、ちょっとしたことですが、昼休憩時の消灯がそうです。また、自然光を有効活用することも考えており、地球の環境にやさしいオフィス作りも目指しているようです。社用車もハイブリッドカーなどのエコカーを使用しているようです。可能であれば、公共の交通機関を利用するといったことも積極的に行われているようです。
これらは全てちょっとしたことでそれほど大きな効果は期待できないかもしれません。しかし、継続的に行うこと。また、これらの取り組みが浸透し、多くの人が同様に行うようになることで、大きな効果が期待できるのではないでしょうか。