地域を元気に
大分を中心に西日本で地方公共団体向けにサービスを提供している地域科学研究所は、地方公共団体を通じて地域を元気にすることを目的として事業を行っています。地方公共団体の業務を円滑にすることで、地域のために業務を行っているのです。その一方で、地域のためにさまざまな取り組みも行っています。
地域科学の実践として、さまざまな活動を行っています。各地でいろいろな取り組みが行われており、そのひとつとなるのが、大分県の豊後大野市で行われた酒造ワークショップです。市商工観光課の協力を得て、市内の4つの酒造でワークショップを行っています。酒造の見学を行い、そこで製造されたお酒を飲みながら、従業員の方たちと地域の活性化やお酒などについて意見交換を行っています。
これは、一例ですが、さまざまな地域でさまざまな取り組みを行っているのです。
本業はシステム開発
地域科学研究所は、地方公共団体向けにさまざまなサービスを提供しているのですが、本業となるのは地方公共団体の業務のIT化とその支援です。さまざまなシステムを開発して導入しているのですが、各地方公共団体ごとに異なっており、同じシステムはありません。基本となる施設管理システムや地理情報システムといったように、大きな括りで考えれば同じシステムですが、それぞれの地方公共団体に合わせて設計されており、独自のものとなっています。
これは、同じような機能であっても、地方ごとに環境も違えば抱えている課題や問題も異なります。それらに対応させるシステムとなっているため、異なっているのです。創業から現在までで、3000以上のプロジェクトをこなしているのです。
もともとは不動産鑑定事務所
現在は地方公共団体に特化したIT企業となっている地域科学研究所ですが、創業時は不動産の鑑定を行う事務所でした。商号も現在とは異なり、木下不動産鑑定事務所となっています。固定資産税の算出のために不動産の鑑定を行っており、地方公共団体との関係が深くなり、さまざまな問題に対処するためにシステム開発を行うようになったのではないでしょうか。
また、地域科学研究所ではシステムの導入以外にもコンサルティング業務なども行っているようです。これは、3000を超えるプロイジェクトという実績の数からみればわかるように、豊富な経験と実績があるからこそできる業務だと言えそうです。
実際に従業員も地方公共団体の業務に精通しており、システム導入後のサポート以上にさまざまな問題に対してアドバイスを行っているようです。定期的な訪問サポートやヒアリングも行っており、そこで得た情報からよりよいシステムを構築しているようです。小さなことですが、この積み重ねが大きな実績につながっているのかもしれません。